メルセデス・ベンツ「EQS」にはAMGモデルが設定!? 最高出力600馬力以上、0-100km/h加速4秒以下

■「MEA」プラットフォームを採用。航続距離は550km!?

先日、BMWがフラッグシップセダン「7シリーズ」の次期型に歴代初のEVを設定することを発表しましたが、ライバルのメルセデス・ベンツは「Sクラス」のEVモデルにAMGを設定する可能性が高いことがわかりました。

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ヴィジョンEQS コンセプト

現在、メルセデス・ベンツはフラッグシップセダン「Sクラス」のEV版となる「EQS」を開発しています。しかし、そのボディスタイルは大きく異なり、傾斜したルールとともにハッチバックスタイルのオープンテールゲートを装備、2019年に公開された「ヴィジョンEQS」にインスパイアされたエクテリアが予想されています。

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ヴィジョンEQS コンセプト

アーキテクチャもSクラスの「MRA」ではなく、電気自動車用「MEA」プラットフォームを採用、各車軸には1基ずつ、2つのモーターを装備します。ベースモデルのEQSでは、最高出力は470ps・最大トルク759Nmを発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを持ち、駆動方式は、電気式全輪駆動が標準装備すると思われますが、高性能AMG版では、最高出力600hp以上・最大トルク900Nm程度まで高められ、0-100km/h加速は4秒以下のハイパフォーマンスを発揮します。

航続距離は430マイル(692km)とも噂されていますが、現実的に考えると、500kmから550km程度となるはずです。

ライバルは、前出のBMW「7シリーズ」EVのほか、テスラ「モデルSプレイド」、ポルシェ「タイカン ターボS」などで、2021年以降高性能EV4ドアセダン、戦いのゴングが鳴り響きます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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