■VW「ゴルフGTI」に対抗。最高出力は257psを発揮、0-100km/h加速は5.5秒以下
トヨタは、3月17日にオーストラリアで「GRカローラ」の名称を商標登録出願していたことがわかりました。
「GRシリーズ」は、トヨタのモータースポーツ「GAZOO Racing」の頭文字から取られているチューニングモデルです。ベーシックに「GR SPORT」、量販スポーツの「GR」、限定チューンの「GRMN」に分別、これまで「プリウス」「スープラ」「C-HR」などに設定されています。
カローラのホットバージョンに関しては、2019年に同社のチーフデザイナー・金井俊夫氏が開発を計画していると述べており、いよいよ市販化が目前と見ていいでしょう。
予想されるパワートレインは、「ヤリス」と共有する1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンで、最高出力は257ps・最大トルク360Nmを発揮。6速MTとトルセン・リミテッド・スリップディファレンシャルを備えた全輪駆動システムを搭載、0-100km/h加速は5.5秒以下のハイパフォーマンスが期待されます。
コロナウィルスの拡大でワールドプレミアは不明ですが、2020年後半あるいは2021年前半にもオンラインデビューの可能性もあるはずです。最大のライバルは、最高出力245psを発揮するVW「ゴルフGTI」となりそうです。
(APOLLO)