■大型ディスプレイを備える最新世代のインフォテイメントシステムを装備
フィアットの欧州Cセグメントハッチバック「ティーポ」初の改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ティーポは、1988年に「リトモ」後継モデルとして、初代「タイプ160」が発売、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、人気を博し1995年まで製造されました。
派生モデルとしてセダン、ステーションワゴンなどを展開、2015年には「タイプ365」として第二世代へバトンタッチされています。現在日本には導入されていませんが、欧州ではホンダ シビックやマツダ3などを上回る実績も持っているのです。
捉えたプロトタイプはカモフラージュが薄いですが、ヘッドライトをはじめテールライトもダミーパーツを装着しており、ディテールは不明です。しかしフロントエンドは偽装されており、再設計されたグリルとバンパーも装備されるはずです。
キャビン内では、大型ディスプレイを備える最新世代のインフォテイメントシステムを持ち、レイアウトを刷新します。
パワートレインは、最高出力95psを発揮する1.4リットルガソリンエンジンと最高出力95hpと120hpを発揮する1.3リットル及び1.6リットルのディーゼルエンジンをラインアップ、標準で5速または6速のMTギアボックスと組み合わされるほか、オプションで6速のDCTが用意されます。
改良型のワールドプレミアは最速で2020年内、遅れれば2021年前半と予想されます。
(APOLLO)