■ヤリスクロスオーバー開発車両とは異なるプロトタイプをキャッチ
トヨタの謎の開発車両を、厳冬のスカンジナビア氷上でカメラが初めて捉えました。
先日は、ヤリス新型に設定されると予想される「ヤリス クロス」と思われる開発車両を捉えましたが、今回捉えたプロトタイプは、前世代の「ヴィッツ」テストミュールであり、同じくリフトアップされたボディながら、ヘッドライトをはじめノーズ、前後バンパー、テールライトなど異なるプロトタイプです。
この名もないB-SUVオフローダーは、「ヤリス」「GRヤリス」から流用される「TNGA-B」プラットフォームを採用、ハイブリッドパワートレインとなることが濃厚です。おそらく、「C-HR」の1.8リットルエンジンではなく、ヤリス同様の1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターで、トランスミッションは6速MT、及び無断変速機「CVT」と予想されます。
新型B-SUVに関しては、「高度な地上高とインテリジェントな全輪駆動システムと、トヨタの最新のハイブリッドテクノロジーを組み合わせる」と伝えられ、トヨタは「コンパクトでダイナミックなデザインと独自の個性を持ち、全く新しい独自のB-SUVモデル」と言及しています。
クラス的には「C-HR」の下に位置し、ヤリスより長い全長とホイールベース・高い全高・ワイドな全幅が予想されます。本来、3月のジュネモーターショーで初公開予定でしたが、コロナウィルスの影響で延期されており、2020年夏の終わりのイベントにて、ワールドプレミアが期待できそうです。
(APOLLO)