メルセデス最強オフローダーのGクラスに特別仕様車「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Edition」が登場【新車】

■「AMGエクスクルーシブナッパレザーシート」「AMGエクスクルーシブパッケージ」などの豪華装備を用意

メルセデス・ベンツが究極のオフローダーと謳う「Gクラス」。2020年3月24日、そのGクラスに特別仕様車の「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Edition」が追加され、同日より限定250台で発売されました。

メルセデス・ベンツ Gクラス
「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Editionの「マグノナイトブラック」

1979年にデビューしたGクラスは、最高級クロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、パワートレインを進化させ、装備を加えながら進化を遂げてきました。

2018年6月には、その長い歴史の中で最も大幅な改良が施されています。Gクラスの伝統をメルセデスの最新技術でアップデートすることで、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮するモデルになっています。

メルセデス・ベンツ Gクラス
「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Edition」の「ダイヤモンドホワイト」仕様

特別仕様車の「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Edition」は、ボディカラーには、「ダイヤモンドホワイト(限定150台)」と「マグノナイトブラック(限定100台)」を設定。サイドミラー、サイドストリップ、ブレーキキャリパーなどに「シルバー シャドウ」のアクセントが施され、シックなエクステリアに仕立てられています。

■「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を標準装備

さらに、ボディ同色となるスペアホイールカバーや、マッドブラックとハイシーンが組み合わされた2トーンカラーの22インチクロススポークアルミホイールが特別装備されています。インテリアには、同特別仕様車専用の「チタニウムグレー」とブラックのナッパレザーが採用されています。また、助手席には、「STRONGER THAN TIME」ロゴ入りのナッパレザーグラブハンドルが取り入れられています。

メルセデス・ベンツ Gクラス
「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Edition」のフロントシート

ほかにも、夏場などの暑い季節に、シートと接する部分の蒸れを防ぐ前席シートベンチレーター、前席リラクゼーション機能、シートを温める前席シートヒーター・プラスが備えられた、滑らかな肌触りの「AMGエクスクルーシブナッパレザーシート」や、通常はオプション設定の「AMGエクスクルーシブパッケージ」を用意。また、トリムの随所にカーボンを採用することで、スポーティなインテリアを演出する「AMGカーボンインテリアトリム」が標準装備されています。

メルセデス・ベンツ Gクラス
助手席に用意される「STRONGER THAN TIME」ロゴ入りのナッパレザーグラブハンドル

同モデルのベース車は「メルセデスAMG G 63」で、オフローダーとしてのGクラスにAMGのモータースポーツで培われたテクノロジーが搭載されたトップパフォーマンスモデル。 エンジンは、メルセデスAMG社による完全自社開発の最高出力585PS(430kW)・最大トルク850Nmを発揮するAMG 4.0L V8直噴ツインターボエンジン「M177」。

砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現しています。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする NANOSLIDE摩擦低減加工が施され、フリクションロスを低減しています。

2つ搭載されるターボは、V型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトを採用。エンジンを可能な限りコンパクトにすると共に、ターボへの吸排気経路を最適化することで、優れたレスポンスを実現しています。

また、メルセデスAMG G 63専用装備として、圧倒的なパフォーマンスに対応するAMG強化ブレーキ、コーナリング時やブレーキング時には、硬いスプリングレートに瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングが得られる「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」が用意されています。

「メルセデスAMG G 63 STRONGER THAN TIME Edition」の価格は、24,500,000円(「マグノナイトブラック」は、180,000円高)となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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