■1971年「240Z」とほぼ同じレトロデザイン採用
3月に入り、BMWが新ロゴマークを発表したばかりですが、今度は日産が新しいブランドロゴと、噂されている「フェアレディZ」のロゴを商標登録していることがわかりました。
スゥエーデンエージェントから入手した日産ロゴマークは、これまでの立体的クロム仕上げから、よりシンプルなイメージへと刷新されており、既にイギリス、ペルー、ウルグアイ、チリ、アルゼンチンでの登録が確認されています。
新ロゴは、2次元かつ単色で、中央の文字を上下の半円が囲んでいます。日産は2019年の東京モーターショーで初公開したEVクロスオーバーSUV「アリヤ コンセプト」に既に採用しており、今後の新型モデルに順次採用していくとみられます。
一方、フェアレディZのロゴは、カナダとニュージーランドで商標登録が確認されています。日産のブランドロゴ同様に2次元で、レトロなイメージが漂います。実は1971年の「240Z」とほぼ同じで、現在の「サムライクラシック」のZスラッシュとことなり、セリフフォントというスラッシュが入ったデザインを特徴としています。
新型フェアレディZでは、過去のモデルにインスパイアされたレトロ風のフロントマスクになると噂されており、「240Z」を彷彿させる円形ヘッドライトやスクエア基調のグリル、リアエンドでは「300ZX」風テールライトを装備するといい、レトロ路線という点で見事に一致していることになります。
予想されるパワートレインは、3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンで、最高出力はライバルとなるトヨタ「スープラ」新型「RZ」グレードの340psを超える400psを発揮、高性能モデルには「Z400」の名称が与えられ、最高出力400psを発揮するといいます。
新型フェアレディZに関してはビッグマイナーチェンジとも噂されており、その場合にはワールドプレミアは2021年内となり、フルモデルチェンジならば2022年以降が有力とされています。
(APOLLO)