■「サンデロ」「ロガン」 で共有されるブランド最新のスタイルキューを保持
ルーマニアのメーカー「ダチア」が販売する、クロスオーバーSUV「サンデロ ステップウェイ」の次世代型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
サンデロは初代が2008年に発売、ロシア、南アフリカ、南米市場では、ルノー・サンデロとして販売されており、ルノー史上初の欧州市場以外での発売モデルとなりました。今回捉えた「サンデロ ステップウェイ」は、2008年から設定されているサンデロのクロスオーバーSUVで、2012年には現行型となる第2世代が登場しています。
初めて捉えたコックピットには、再設計されたダッシュボードパネルの上に新しい独立式スタンドインフォテイメントシステムを搭載、新設計のステアリングホイールも見てとれます。
エクステリアのカモフラージュは厳重ですが、新世代の「サンデロ」「ロガン」で共有されるブランド最新のスタイルキューを保持、フロントエンドではよりシャープなヘッドライトやクラムシェルフードが見てとれます。サイドでは、より高くて顕著なベルトライン、ホイールアーチ、サイドシルを装備、ルーフレールがクロスオーバーデザインを際立たせています。
次世代型のアーキテクチャには、サンデロ同様に日産「ジューク」、ルノー「クリオ」などと「CMF-B」プラットフォームを共有、兄弟車となります。
パワートレインは、現行モデルに設定されている0.9リットルの代わりに、ルノー製1.0リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力100psを発揮します。さらに最高出力115psを発揮する新開発1.3リットル直列4気筒TCeターボ、最高出力95psを発揮する1.5リットルBlue dCiターボディーゼルなどのラインアップが予想されます。
サンデロには、遅れてハイブリッドモデルの追加設定が濃厚とされていますが、ステップウェイにも設定されるはずです。ワールドプレミアは、2020年後半とみられます。
(APOLLO)