ピックアップの王者がEVに。フォード・F-150次期型がサイバートラックを迎え撃つ!

■PHEVは3.0リットルV型6気筒EcoBoost+100hpの電気モーターに

フォードの大人気ピックアップトラック「F-150」の次期型プロトタイプをカメラが捉えました。

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フォード F-150 次期型プロトタイプ

1973年に発売されたF-150は、以降1998年までFシリーズとして複数モデルが販売されていましたが、1999年以降はF-250以上のモデルが「スーパーデューティー」として独立したため、それ以降Fシリーズと言えば「F-150」とされています。

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フォード F-150 次期型プロトタイプ

捉えた最新プロトタイプは、フロントやリアが完全に露出、フォード「レンジャー」に似たグリル、先端の尖った「E」デザインではなく、曲線的「L」デザインのLEDデイタイムランニングライト、再設計されたサイドミラーやバンパーのエアインテーク、シンプルになった五角形のテールライトなどが見てとれます。

キャビン内では、フルデジタルクラスタ、「Ram」に匹敵する12インチの大型インフォテイメントディスプレイ、より高品質の素材とガジェットなど大幅に変身するといいます。

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フォード F-150 次期型プロトタイプ

パワートレインは、3.3リットルV型6気筒EcoBoostエンジン、5.0リットルに代わる4.8リットルV型8気筒エンジンをラインアップ。PHEVは3.0リットルV型6気筒EcoBoost+100hpの電気モーターで10速ATと組み合わされます。

F-150の世界デビューは6月のデトロイトモーターショーが有力です。またフォードは電動ピックアップ市場に参入すると発表しており、フルEVバージョンを2020年内にワールドプレミアを予定、テスラ『サイバートラック』に対抗します。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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