■160万km走破した記録も達成、信頼性の高いエンジンがさらなる進化
トヨタは、約10年前からフルサイズ・ピックアップ「タンドラ」に搭載する、4.7リットルV型8気筒エンジン「I-Force」の後継となる、新開発「I-Force Max」名称を商標登録したことがわかりました。
I-Forceエンジンは、タンドラのほかSUVの「セコイア」にも搭載され、100万マイル(160万km)走破した記録も達成、信頼性の高いエンジンとされています。また2007年には最高出力381ps、最大トルク544Nmを発揮する5.7リットルV型8気筒へアップデートされています。
しかし、10年以上経過し老巧化が進んでおり、第三世代エンジンの開発が急務とされていました。今回トヨタは「自働車とその構造部品」として「I-Force Max」の商用を申請、I-Force後継であることが濃厚といえそうだ。
この新開発エンジンの詳細は不明ですが、レクサスから流用される3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターのハイブリッドと予想されています。I-Forc Maxのデビューは、すでに2021年モデルとして開発車両が目撃されている「タンドラ」次期型が最有力ですが、同エンジンは「ランドクルーザー」次期型にも搭載が予想されており、今後が注目されます。
(APOLLO)