■『1シリーズ』新型と共有する新開発「FAAR」FWDプラットフォームを採用
BMWのミニバン「2シリーズ アクティブツアラー」次期型プロトタイプを豪雪のスカンジナビアでが捉えました。
第2世代では、「1シリーズ」新型と共有する新開発「FAAR」FWDプラットフォームを採用、ホイールベースを延長しボディが拡大します。カメラマンによると、ボディの大型化により走行性能も安定、凍てつくイアスバーンを不安なくキビキビと走っていたようです。
捉えたプロトタイプは、まだまだカモフラージュが厳重なうえ、ヘッドライトなどフェイクパーツが採用されておりディテールは不明です。現段階で確認できるのは、キドニーグリルが拡大されているほか、角張ったショルダーライン、高いフロントノーズなどだ。またサイドミラーがAピラーからドア側へ移動されるなどの変更も見てとれます。
キャビン内では、デュアルディスプレイ、ワイドスクリーンインフォテインメントシステム、デジタルインストルメントクラスタを装備するなど、コンセプトカー「iNEXT」の技術が投入されます。そのほか、先進的なセンタースタック、コンパクトなギアセレクター、角度のあるアームレストや新デザインのステアリングホイール、金属製のアクセントを備える新しいドアパネルなどが見られ、エクステリアとともに車内も大刷新される予定です。
パワートレインは、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジンを始め、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150ps及び190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが予想される。駆動方式は、標準で前輪駆動が設定されるが、四輪駆動の設定も濃厚と言えそうです。
ワールドプレミアは最速でも2021年前半で、グランドツアラーは廃止の方向だといいます。
(APOLLO)