■現代のクルマからは失われた魅力が旧車にはある!
●昭和平成のクラシックカーフェスティバルinキャッセ羽生
昭和平成のクラシックカーフェスティバルでは、主催クラブにホンダ車が多いこともあって、通常の旧車イベントよりも多くホンダ車が集まったようです。
こちらはホンダ初の乗用車、Sシリーズの最終モデルS800です。純正でも低い車高をさらに下げているようです。
ホンダが初めて発売したセダンモデルが軽自動車でFF方式を採用するN360でした。空冷2気筒エンジンはオートバイから流用したものです。
N360をベースにクーペモデルとして1970年に発売されたのがZ360です。こちらは希少な前期の空冷モデルで、1971年からはライフベースの水冷モデルになります。
N360の後継モデルとして水冷エンジンを採用して1971年に発売された初代ライフです。ホンダ初の4ドアモデルでもありました。
こちらも初代ライフですが、純正スチールホイールを履くノーマル状態を維持してます。
ライフをベースに背の高いバンスタイルとした商用車のステップバンです。全塗装してアルミホイールを履かせています。
軽トラックのTN360をベースに、ドアも屋根もないレジャースタイルを取り入れたバモスホンダです。こちらは荷台まで覆うフルホロタイプです。
超絶的に珍しいアクティをベースに1994年に発売されたクローラです。後4輪としたうえでキャタビラーを装備する悪路専用車でした。こちらはキャタピラーを外して荷台に展示されていました。
昭和平成のクルマが対象ですので、1991年発売のビートも展示可能です。こちらは真紅のボディがキレイなまま純正を保っています。
今回はマツダ車が少なく、寂しかったというのが正直なところです。なかでも2台並んでいた2代目コスモは、佐野のイベントに続いて今回も参加されていました。
佐野のイベントでも展示されていましたが、今回は別の個体が参加していたカペラ・ロータリークーペです。こちらは現在のオーナーが30年も所有され、40万キロ近くも走っています。
近年中古車相場が上がり続けているユーノス・ロードスターです。今回は2台展示されていましたが、やはりNAロードスターといえば赤いボディカラーです。
(文と写真:増田満)
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