■V型12気筒NAエンジンとKERSハイブリッドシステムで、最高出力は1,200psを期待
フェラーリは現在、初のクロスオーバーSUV「プロサングエ」(仮称)を開発しているほか、2025年にはフルEVの発売も期待されていますが、ハイブリッドカー「ラ・フェラーリ」後継モデルも注目されています。
その後継モデル予想CGで協力を得たのは、グラフィックアーティストであり、工業デザイナーでもあるマレー・シャープ氏です。
「フェラーリ スタローン コンセプト」(イタリア語で「種馬」)と名付けられたプロトタイプは、ボンネットフードに鋭い角度のエアスクープを装備、縦に釣り上がるLEDデイタイムランニングライト、カーボンファイバー製のアグレッシブなコーナー エアインテークが確認できます。
サイドには大きくえぐられたエアインテーク、デジタルミラー、スポーティな5スポークホイール、リアエンドではカーボンファイバー製バンパーやリアウィング、過激なディフューザーなどが確認できるほか、ミッドシップエンジンを守るガラス両サイドにはエキゾーストパイプを装備しています。
予想されるパワートレインは、V型12気筒NAエンジンとKERSハイブリッドシステムで、最高出力は1,200ps程度が期待されます。シャープ氏によると、フェラーリブランドの頂点に立ち、イタリアで最も強力なハイブリッド・ハイパーカーとなるといいます。
ラ・フェラーリ後継モデルの車名はもちろん仮称ですが、登場は2022年以降に期待されています。
(APOLLO)