VWのEVクロスオーバーSUV「ID.4X」は6月デトロイトモーターショーでのデビュー有力

■航続距離は550km、システム合計出力は306psで瞬間最大トルク310Nmを発揮

VWが開発を進める新型のEVクロスオーバーSUV『ID.4X』(仮称)の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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VW ID4 開発車両

厳冬のスカンジナビアでキャッチしたプロトタイプは、白黒ツートンボディにオペルを装うグリル、ヘッドライトエクステンションを装着しているほか、コーナーエアインテークは白のペイントでフィンを模倣しています。またサイドウィンドウやテールライトのアウトラインもカモフラージュされており、最終デザインは見せていません。

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VW ID4 開発車両

ID.4Xは、兄弟モデル「ID.3」と共有する「MEB」アーキテクチャを採用、ボディサイズは「ティグアン」と「ティグアン オールスペース」の中間となる、181インチ(4600mm)となり、サイドビューではID3より大型化されている様子が見てとれます。

EVパワートレインは前後に電気モーターを1基ずつ搭載し、「e-AWD」モーターが追加されます。最高出力はフロントマウントモーターが80kW(110ps)、リアマウントモーターが150kW(204ps)、システム合計出力は306ps、瞬間最大トルク310Nmを発揮するとされています。

バッテリーパックはID.3と共有し、330 km(205マイル)、420 ​​km(261マイル)、550km(342マイル)の走行範囲を持つ45 kWh、58 kWh、および77 kWhのユニットを提供する予定です。

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VW ID4 開発車両

ワールドプレミアは4月のニューヨークモーターショーと予想されていましたが延期され、6月のデトロイトモーターショーの可能性が高いようです。

市販型車名は『ID.4』または「ID.4X」が有力とされ、2020年から生産に入り、2022年からは米国テネシー州のチャタヌーガ工場でも製造スタートします。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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