■「SF90ストラダーレ」の下に位置し、これまでにない新しいハイブリッドシステムを採用
フェラーリ「488GTB」をベースにした開発車両をカメラが初めて捉えました。
厳冬のスゥエーデン山中を走る開発車両は、ほぼ488GTBですが、ボンネットフード、両サイドドア、リアウィンドウ全てに高電圧ステッカーが貼られており、ハイブリッドモデルであることは間違いないようです。
またサイドドアには跳ね上がっているように見せかける白いカモフラージュが見てとれるほか、エキゾーストシステムがより高い位置に移動されており、改良されている様子が伺えます。
カメラマンからの情報によると、同社のハイブリッド「SF90ストラダーレ」の下に位置し、これまでにない新しいハイブリッドシステムを採用する可能性があるといいます。
フェラーリは、2018年にハイブリッドパワートレインに対応する2つの新しいアーキテクチャを発表、V型6気筒ハイブリッドの計画を示唆しており、この新型モデルに搭載されると予想されますが、V型8気筒の可能性もあるようです。
フェラーリは、2019年に「SF90ストラダーレ」「F8トリビュート」「F8スパイダー」「812GTS」、そして「ローマ」の5つの新型モデルを発表していますが、2019年から2023年までに15台の新型モデルを発表する計画のうち3分の1に過ぎません。
残り10台の新型モデルには、初のクロスオーバーSUV「プロサングエ」(仮称)やこの新型モデルなど多数のハイブリッドが予想されています。新型ハイブリッドの登場は2021年以降となるでしょう。
(APOLLO)