■AMG伝統の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最大700ps以上
メルセデスベンツの高性能ブランド、AMGの最強モデルと噂される「AMG GT Rブラックシリーズ」市販型プロトタイプが、ニュル北コースで高速テストを再開、その様子を捉えました。
カメラマンによると、プロトタイプは市街地を走り抜けた後ニュルに登場、軽くアクセルを踏み込んだだけで強い加速を見せ、あっという間に姿を消しました。その後も圧倒する直進安定性、コーナーリングで強力なダウンフォースが発生している様子だったようです。
エクステリアはまだ偽装が残るものの、ボンネットフードの巨大エアベント、アグレッシブなフロントスプリッター、カナード(整流板)を伴うエアインテークなど、レーシーなフロントエンドが見てとれるほか、リアエンドには大型の固定ウィング、バンパーにエアアウトレット、ディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなど、ハードコアモデルらしい仕上がりを見せています。
その心臓部には「AMG GT63 S4ドアクーペ」と共有するAMG伝統の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、ブーストアップにより最高出力は700ps以上と予想されます。
ワールドプレミアは2020年内に期待されており、市場ではポルシェ「911 GT2 RS」やマクラーレン「720S」らと争うことになります。
(APOLLO)