なんと24年ぶりの復活。フォード伝統のオフローダー「ブロンコ」が新型に！

■「ブロンコR Baja Racer」からデザイン継承、目玉は「エアスクープ」

フォードは現在、同社伝統のオフローダー「ブロンコ」新型を開発していますが、2ドア版プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ブロンコは、1992から1996年まで販売された第5世代を最後に生産終了となっており、実に24年ぶりの復活となります。捉えたプロトタイプは、4ドア同様に厳重なカモフラージュが施されています。しかし、4ドアと比べてホイールベースは明らかに短く、オールテレーンタイヤを履いています。フロントエンドではカバーがグリルを隠していますが、「ブロンコR Baja Racer」と似たデザインが濃厚となっています。

新型のハイライトは、ルーフとドアの取り外しが可能となる「エアルーフ」です。パワートレインは、最高出力270ps、最大トルク420Nｍを発揮する2.3リットル直列4気筒のほか、V型6気筒ツインターボやハイブリッドも噂されており、10速ATとの組み合わせが有力です。

フォードは、2017年のデトロイトモーターショーにて、ブロンコを2020年に復活させることを正式に発表していますが、ワールドプレミアは6月のデトロイトモーターショーを最有力に、4月の可能性もあるようです。生産はミシガン州ウェイン郡のフォード工場で行われ、市場ではジープ「ラングラー」と争うことになるでしょう。

(APOLLO)