■2.88リットルV型8気筒ターボ+ハイブリッドで1,233ps発揮
米カリフォルニアに拠点を置く「Czinger Vehicles Inc」は、3月のジュネーブモーターショーで次世代ハイパーカー「C21」を初公開することを発表ました。
プレビューされたエクステリアは、ヤマハ「OX99-11」や戦闘機を彷彿させる縦1列2シーターのタンデムシートがラウンドしたガラスで包まれ、レーシーなイメージを特徴としています。
パワートレインは、フェラーリ「288 GTO」を意識したかのような2.88リットルV型8気筒ターボチャージャーエンジンを平面クランクレイアウトに搭載し、11,000rmpまで回転数が上がります。
前輪に電気モーターを搭載し、システム合計の最高出力は1,233psを発揮。三菱「i-MiEV」やホンダ「フィット・ハイブリッド」のようなチタン酸リチウムバッテリーパックを搭載するようです。
ボディには、カーボンファイバーなど軽量素材を多用、2,755ポンド(1,250kg)の軽量ボディにより、0-100km/h加速1.9秒、クォーターマイル(400m)までは8.1秒、最高速度の432km/hに到達するまでに15秒、0-400km/h加速は29秒のハイパフォーマンスを誇ります。これはケーニグセグ「アゲーラRS」の31.49秒を大幅に改善している数値です。
ブルーのボディはレーシングバージョンで、こちらはロードバージョンより軽い1,218kgに軽量化されています。強力なダウンフォースを生む巨大リアウィンを備え、最高速度は380km/hを計測するといいます。
ワールドプレミアは3月3日、両モデルとも限定80台のみの発売が決定しています。
(APOLLO)