■フィエスタと共有するパワートレインで0-100km/h加速は7秒未満
フォードは、2019年7月に新型「プーマ」を発表しましたが、そのパフォーマンスバージョン「プーマST」の市販型プロトタイプを完全フルヌードの状態でカメラが捉えました。
プーマは「フィエスタ」をベースに、1997年から2001年まで販売されていたFFの3ドアハッチバックですが、昨年18年ぶりにコンパクトSUVとして復活を果たしました。
捉えたプロトタイプは、ブラックリップスポイラー、アップレートされたブレーキ、デュアルエキゾーストパイプ、わずかに大きなルーフスポイラーを装着。さらに下部グリルの奥には大型インタークーラーも見てとれます。
キャビン内はベースモデルのプーマ同様に、インフォテイメントディスプレイがダッシュボードの中央に配置されています。しかしレカロスポーツシート、スポーツステアリングホイール、センターコンソールにはカーボンファイバートリムなどよりスポーティな仕上がりとなっていることがわかります。
パワートレインは、「フィエスタST」と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載、最高出力198ps・最大トルク290Nmを発揮し6速MTと組み合わされます。フィエスタSTでは0-100km/h加速6.5秒を発揮しましたが、プーマSTでは若干遅くなることが予想されます。それでも7秒未満は確実です。
プーマSTのワールドプレミアは今秋と予想されています。
(APOLLO)