■実はルノー「クリオ」の廉価モデル。プラットフォームも「CMF-B」採用
ルノー傘下で、ルーマニアの自動車メーカー「ダチア」の主力コンパクト・ハッチバック「サンデロ」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
実質的にはルノー「クリオ」の廉価モデルですが、新型では内外とも大幅な進化がみられそうです。
捉えたプロトタイプはカモフラージュが厳重ですが、再設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトとテールライトのグラフィック、ドアハンドルを装備しているのがわかります。ボンネットフードから出でいる青いワイヤーは、おそらくキャビン内の測定器と接続されていると思われます。
新型のアーキテクチャには、新型クリオから流用される「CMF-B」プラットフォームのシンプルバージョンを採用。ボディを拡大し、スポーティさが顕著になるとともに安全性が高められ、運転性能も向上するようです。
パワートレインは、ルノー日産アライアンスの0.9リットルユニットに代わりターボチャージャー付き1.0リットルTCeガソリンターボエンジンを搭載。最高出力100ps・最大トルク160Nmを発揮します。
また最高出力115psを発揮する1.3リットル直列4気筒TCeターボエンジン、さらに最高出力140psを発揮する1.6リットルNAエンジン+電気モーターのハイブリッド「E-Tech」エンジンのラインナップが予想されます。
新型サンデロのワールドプレミアは、2020年9月のパリモーターショーと予想されています。
(APOLLO)