■パワートレインはV8+電気モーター、0-100km/h加速は2秒
マセラティは、かねてからプロトタイプを公開していた新型ミッドシップ・スポーツカーの車名を「MC20」と発表しました。
MC20は「Maserati Corse 2020」を起源とし、同ブランドのレースの血統を思い起こさせるとともに、モータースポーツへの回帰を示すと伝えられています。新型モデルに関して詳細は明かされていませんが、2004年にレースに復帰した「MC12」の進化系スーパースポーツと言及しています。
最終的なエクステリアデザインも不明ですが、プロトタイプでは、パワートレインを冷却するためにリアフェンダー全部に大型エアインテークを装備、ミッドシップレイアウトと確認できます。また丸みをおびながら釣り上がるヘッドライトは、同じFCA傘下のアルファロメオ「4C」のようですが、最終デザインかどうかは不明です。
パワートレインはV型8気筒ターボチャージャー+電気モーターのハイブリッドが有力で、ポルシェ「タイカン」」同様に3基の電気モーターと四輪駆動、そして800Vバッテリーテクノロジーを搭載すると予想されています。またEV航続、充電時間など標準的なモデルより50%以上高い性能を持つと伝えられおり、0-100km/h加速2秒、最高速度300km/hオーバーとも噂さされています。
ワールドプレミアは5月が濃厚で、同社の拠点「Viale Ciro Menotti」(ヴィアーレ・チーロ・メノッティ)工場で製造されます。
(APOLLO)