■大型エアインテーク&ルーフスポイラー、足回りにはクロスドリル巨大ブレーキディスク装備
先日、VW「ゴルフ」の高性能モデル「ゴルフGTI TCR」次期型プロトタイプをスクープしましたが、今度は最強モデル「ゴルフR」をフルヌードの状態でカメラが初めて捉えました。
キャッチしたプロトタイプは、迷彩ステッチが一つもない完全ボディで、「非」公式デビューといっても過言ではないようです。
フロントエンドにはフィンを備える大口のコーナーエアインテーク、リアには巨大なディフューザー、クワッドエキゾーストパイプを含むアグレッシブなバンパー、大型ルーフスポイラーなどが見てとれます。またサイドスカート、クロスドリルを備える巨大ブレーキディスク、そしてブルーのブレーキキャリパーによって実にスポーティに仕上げられているのもわかります。
キャビン内は撮影されていませんが、後部からのショットを拡大すると、「ゴルフMk8」同様のデュアルディスプレイダッシュボードとスポーツステアリングホイールが確認できます。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は333psを発揮、4Motion AWDシステムとDSGデュアルクラッチATが組み合わされます。また0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hのパフォーマンスが期待できるといいます。
VWでは、3月のジュネーブモーターショーで「ゴルフGTI」の公開が期待されており、ゴルフR新型の「公式」デビューは、7月のグッドウッドフェスティバルオブスピードが有力と予想されています。
(APOLLO)