■シボレー・コルベット、ポンティアック・ファイヤーバードなどのほかスズキ・ジムニーにも対応
横浜ゴムは、レースやヒストリックカー、オフロードなど、クルマの趣味に対応する新商品の開発と、既存商品のサイズラインアップ拡充を図っていく「ホビータイヤ」戦略を掲げ、ヒストリックカー向けに適したタイヤの開発、供給を継続すると発表しています。
同社は、ヒストリックカー向けのホワイトリボンタイヤ「RADIAL 360 STEEL(ラジアル・サンロクマル・スチール)」を2020年3月5日から発売するとアナウンスしました。発売サイズは、「P215/65R16 96S」「P205/75R15 97S」「P215/75R15 100S」「P225/70R15 100S」の全4サイズ。
同商品は海外市場向けとして人気を集めているそうで、今回日本でも販売されることになります。
「RADIAL 360 STEEL」は、クラシックなパターンデザインとサイドデザインに加えてサイドウォールに施されたホワイトリボンが特徴で、レトロ感あるルックスがヒストリックカーを当時の雰囲気に近づけます。発売に先行して発表された「東京オートサロン2020」では、ヒストリックカーオーナーの方々を中心に話題になっています。
今回、発売されるサイズは、ゼネラルモーターズのシボレー「コルベット」「シェベル」、ポンティアックの「ファイヤーバード」など、1960年~70年代のアメリカ車などに最適なタイヤになっています。また、カスタム用としてスズキ・ジムニーなど現代のクルマにも装着可能で、クラシックスタイルを楽しむこともできます。
横浜ゴムは2月22日よりパシフィコ横浜(神奈川県)で開催される「Nostalgic 2days(ノスタルジックツーデイズ)」などのヒストリックカーイベントにも出展し、今後もカーオーナーの皆様の貴重な意見をもとに引き続きヒストリックカー向け商品の開発を実施していくとしています。
(塚田勝弘)