新プラットフォームで仕立てられた新型ホンダ・アコードが登場! 価格は4,650,000円【新車】

■パワートレーンは2モーターの「e:HEV」

ホンダから10代目となる新型アコードが発売されました。価格は4,650,000円。ホンダ渾身の最新セダンは、クルマの基礎となるプラットフォームから構造が見直されています。

ホンダ アコード
2月20日に発表、21日に発売された新型ホンダ・アコード

搭載されるパワートレーンは、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現する、同社独自のハイブリッドシステムである「e:HEV(イー エイチイーブイ)」が搭載されています。駆動方式はFFです。もちろん、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」も標準装備されています。

ホンダ アコード
パワートレーンは、2.0L DOHC i-VTECエンジン+2モーターハイブリッド

ひと目でホンダ車と分かるエクステリアデザインは、伸びやかさを抱かせるスポーティな佇まい。アコードならではの上質感や走りのパフォーマンスを表現したというスポーティなムードが漂います。ロングセラーモデルとしての自信を感じさせる力強く端正なフロントフェイスや、スポーティな走りを実現させ、ゆるぎない安定感を創出する低重心なプロポーションが特徴。

■ダンパーの減衰力を4輪独立で制御するアダプティブ・ダンパー・システムを初採用

コンサートホールをイメージしたというインテリアは、ドアを開けた瞬間からドライビングを楽しむ間、降りた後も心地良い余韻を楽しめるような上質な空間を目指したそう。視認性の高いインターフェイスや手のひらにフィットするステアリングホイールなど、操作性の良さと機能美の両立も図られています。

ホンダ アコード
新型ホンダ・アコードのインパネ

走りを支える新プラットフォームをはじめ、より軽量化され、剛性を高めたボディ骨格が採用されています。新開発プラットフォームの採用により、挙動変化を少なく、走行安定性をさらに高めた軽快な走りが可能だそう。また、ダンパーの減衰力を4輪独立で制御するアダプティブ・ダンパー・システムがアコードで初めて採用され、爽快なハンドリング性能とフラットな乗り心地を高次元で両立させたそう。

ホンダ アコード
新型アコードのフロントシート

また、ドライバーの気分やシチュエーションに合わせて車両特性を変えられるドライブモードも搭載され、従来型と同様のNORMAL、SPORTモードに加えて、COMFORTモードを新たに追加。よりスムーズで静粛性の高いドライビングを享受できるとしています。

ホンダ アコード
新型アコードのリヤシート

パッケージングも進化しています。同モデルの強みである広々とした室内空間を確保。ボディの骨格変更やホイールベースの延長により、足元や膝まわりなど、乗員の居住スペースをさらに拡大。また、インテリジェントパワーユニット(IPU)をこれまでのリアシート背面から後部座席の下へ再配置することで、トランクルームの広さも大幅に拡大。ハイブリッドセダンではクラストップのトランクは、ひと目で広いのが実感できます。

ホンダ アコード
新型アコードのトランク

用意されるボディカラーは、「プラチナホワイト・パール(44,000円高)」「クリスタルブラック・パール」「ルナシルバー・メタリック」「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」「パッションレッド・パール」。インテリアカラーは、「ブラック」「アイボリー」となっています。

(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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