■2.0リットル直4搭載、最高出力は300馬力を発揮
新型VW「ゴルフ」に設定されるハイパフォーマンスモデル、「GTI」の最強モデルとされる「GTI TCR」プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
捉えたプロトタイプはカモフラージュも少ないです。しかしゴルフ新型のパーツを装備しているなどダミーパーツも多く、テストミュールに近い初期プロトタイプと言えそうです。
但し、先日スクープした「GTI」よりボディがローダウンされ、高性能サスペンション、クロスドリル・ローターを備えるブレーキディスク、新デザインのホイールを装備しているほか、楕円形のテールパイプやフロントバンパーのインタークーラーは、先日捉えたGTIプロトタイプより大型化されているように見られます。
最終的な市販モデルには、より大型のルーフスポイラー、リアディフューザー、アグレッシブなボディキットも装備されるほか、キャビン内では専用のスポーツシート、カーボンファイバートリムなどに変更が加えられるはずです。
GTI新型のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力245ps発揮すると予想されますが、GTI TCRでは、同エンジンから最高出力300psを発揮、ロック式フロントディファレンシャルと連動する7速DSGデュアルクラッチを介して前輪に供給されます。現時点では、6速MTの設定は不明です。
VWは3月のジュネーブモーターショーにてGTI新型を発表予定で、GTI TCRは2020年内となりそうです。
(APOLLO)