まさかの市販デザイン流出!? マクラーレン・スポーツシリーズ次世代型、初の電動化へ

■720Sからインスパイアされたフロントエンド。V6ツインターボ+電気モーターの可能性

マクラーレンは現在「600LT」「570S」「540C」などスポーツシリーズの後継モデルを開発しているとみられますが、そのテストミュールをカメラが初めて捉えました。

マクラーレン 570Sテストミュール_002
マクラーレン スポーツシリーズ後継モデル プロトタイプ

スポーツシリーズは、同社のエントリーモデルとして位置づけられ、ハイパフォーマンスを持ちながら一番親しみやすいシリーズといえます。2015年には第一弾となる「570S」が発表されていますが5年が経過し、新世代スポーツシリーズへバトンタッチされることになりそうです。

マクラーレン 570Sテストミュール_007
マクラーレン スポーツシリーズ後継モデル プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、一見「570S」のようです。しかしよく見れば様々なカーボンファイバーコンポーネント、ハイマウントデュアルエキゾーストシステム、そしてリアフェンダー付近には「M614ハイブリッドプロトタイプ」の文字、リアクォーターウィンドウには「HYBRID」ステッカーが見てとれます。

つまり次世代スポーツシリーズは「Ultimate」シリーズ以外として最初のハイブリッドモデルとなることを意味しています。

マクラーレン 570Sテストミュール_008
マクラーレン スポーツシリーズ後継モデル プロトタイプ

プロトタイプからエクステリアデザインは見えてきませんが、コックピットのデジタルインストルメントクラスタを拡大すれば、そこにはなんと新型モデルがフルヌードで映されています。よく見ると「720S」からインスパイアされたフロントエンドに特徴的なヘッドライト、フェンダーの間には顕著なスプリッターとベンチレーションフードを装備しているようです。

パワートレインは、V型6気筒ツインターボエンジン+電気モーター、あるいはV型8気筒ツインターボ+電気モーターのハイブリッドとなりそうです。次世代スポーツシリーズのデビューは2021年が有力だといいます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる