■「クラブマン」同様に10mm低いライドハイトを備えたスポーツサスペンション設定
MINIを代表するモデル「カントリーマン」(日本名: クロスオーバー)の改良型プロトタイプが、豪雪のフィンランドで耐寒テストを開始しました。
現行型クロスオーバーは、2016年ロサンゼルスモーターショーでデビュー。これが初の大幅改良となります。捉えたプロトタイプは、ボディ前後がカモフラージュされ詳細は不明です。
主な変更点をまとめると、フロントグリル、リアバンパーが再設計されるほか、可変照射機能付き「アダプティブ・マトリックスビームLEDヘッドライト」の初採用が濃厚とされています。
このプロトタイプでは未着手ですが、ユニオンジャックにインスパイアされたグラフィックのテールライトを装備し、最近改良された「クラブマン」同様に10mm低いライドハイトを備えた新しいスポーツサスペンションがオプション設定される見込みとなっているようです。
キャビン内は撮影されていませんが、より大型化された最新世代のインフォテイメント・ディスプレイの搭載や、新しいトリムなどでアップグレードが予想されます。
パワートレインは、最高出力103psを発揮する1.5リットル直列3気筒ターボ「ONE」、最高出力136psを発揮する同エンジン搭載「クーパー」、最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボ搭載「クーパーS」、最高出力226psを発揮する1.5リットル直列3気筒ターボ+電気モーターのハイブリッド「クーパーSE ALL4」、頂点には最高出力306psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボ「JCW」(ジョンクーパーワークス)などが引き続きラインアップされると思われます。
ワールドプレミアの場は、2020年9月のパリモーターショーが有力でしょう。
(APOLLO)