■新開発フロントホイールドライブプラットフォーム「FAAR」を採用
BMW初のミニバン「2シリーズ アクティブ ツアラー」の次期型プロトタイプをカメラが捉えました。
次期型では、「1シリーズ」新型と共有する新開発「FAAR」フロントホイールドライブプラットフォームを採用、ホイールベースが延長されます。またフットスペースの充実が図られるほか、軽量化とバッテリー電動オプションを含む電動パワートレインとの互換性の改善をもたらすはずです。
厳冬の北ヨーロッパで捉えた最新のプロトタイプは、偽装パネルで完全にラッピングされ、デザインの詳細は見えていません。
しかし、キドニーグリルが拡大されているほか、角張ったショルダーライン、高いフロントノーズが確認できます。またサイドミラーがAピラーからドアへ移動されるなど顕著な変更が見られます。
コックピットには、デュアルディスプレイ、ワイドスクリーンインフォテインメントシステム、デジタルインストルメントクラスタを装備するなど、『iNEXT』の技術が投入されます。
車内では、先進的なセンタースタック、コンパクトなギアセレクター、角度のあるアームレストや新デザインのステアリングホイール、金属製のアクセントを備える新しいドアパネルなどが見られ、キャビン内も大刷新される予定です。
パワートレインは、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジンを始め、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150ps及び190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが予想されます。
駆動方式は、標準で前輪駆動が設定されますが、全輪駆動も利用可能となるでしょう。
(APOLLO)