■丸眼ヘッドライトにロングノーズ&ショートデッキを持つレトロチックデザインが有力候補に
ホンダ初の市販型EVとなった「ホンダe」に、ハードコアモデルとなる「タイプR」が設定される可能性があることがわかりました。
ホンダのアシスタント・プロジェクトリーダー人見康平氏は、英「Top Gear」誌でのインタビューにて、
「この新しいプラットフォームは、もっと多くの可能性を持っている。我々はタイプRが大好きであり、我々にとって非常に強力ブランである。可能なら全てのモデルにタイプRを設定したい。但し顧客がそれを望んでいるがどうか、それが答えになるだろう」
と語ったようです。
そしてインタビューの最後には、「おそらく数年のうちにタイプRの形が見えてくるはずだ」と付け加えています。
ホンダeは、35.5キロワットのバッテリーを搭載、最高出力136psと156psを発揮し、最大トルクはどちらも315Nmというパフォーマンスを持っており、航続距離は137マイル(220km)です。
キャビン内では、ダッシュボード全体に広がる5つのスクリーンを持っており、両サイドのディスプレイには、サイドマウントカメラからのフィードが表示されます。ドライバーの前には8.8インチの計器用モニターのほか、12.3インチのディスプレイなどでサポートされます。
タイプRが発売されるとなると、気になるのはそのエクステリアデザインです。ホンダは丸眼ヘッドライトにロングノーズ&ショートデッキを持つレトロチックな2ドアEVクーペの特許画像を申請しており、有力候補の一つと言えそうです。
(APOLLO)