■90ファミリーを一挙改良へ。フロント&リアデザインも刷新
ボルボは、現在フラッグシップモデル「90」シリーズの改良型をテストしていますが、旗艦セダンである「S90」プロトタイプをカメラが捉えました。
スゥエーデン北部で捉えた開発車両は、フロントエンド及びリアエンドをテームでカモフラージュ。ヘッドライトのアウトラインに変化は見られませんが、内部グラフィックが刷新されるようです。
またフォグランプ周辺には再設計されるエアインテークを隠すテープが貼られ、グリルスラットは、フェイスリフトされたクロスオーバーSUV「XC90」でみられるユニット同様に凹型のデザインが予想されます。
リアエンドでは新グラフィックのテールライトの一部が露出、より立体的なものになる可能性もあり、テープで隠されている部分やディフューザーも新デザインになることが濃厚と言えそうでです。
パワーユニットでの注目は「T」と「D」に加え、「B」の初設定です。これは「XC90」に搭載された同社初のマイルドハイブリッドで、エネルギー回生ブレーキシステムの搭載により、最大15%の排出ガスが削減できるものとなります。
キャビン内では、Andoroid OS、Google Assistant、そのほか接続サービスを備えた新しいインフォテインメントシステムを搭載し、無線による更新がサポートされます。また最新の「City Safety」と「Oncoming Lane Mitigation」を含むドライバー支援システムのアップデートもなされるでしょう。
「90」ファミリー改良型は、2020年4月から6月にかけて「S90」「V90」「V90クロスカントリー」が順次デビューすることが予想されています。
(APOLLO)