■4月N.Y.モーターショーで公開へ。水素カーが濃厚
米・カリフォルニアを拠点とするハイペリオン社は、4月のニューヨークモーターショーにて謎の新型モデルをワールドプレミアすることを予告、そのティザーイメージを初公開しました。
暗闇に浮かぶその画像には、膨らんだフェンダーと天蓋のようなキャビンを備えたスタイリッシュなスーパーカーのように見えます。
Facebookの投稿には「水から生まれた水素は、燃料電池と通過する際に純粋なエネルギーを生み出す」と書かれており、同社が水素の生成、貯蔵、推進を専門としている点からも、水素カーの可能性が高いと予想されます。
それだけではありません。同社は「この次世代のハイペリオン製品はNASAで開発されており、地球上で最も高度な技術を提供している」アナウンスしています。
燃料電池スーパーカーといえば、2019年3月のジュネーブモーターショーにて、グンペルト・アイウェイズがスーパーカー「ナタリー」を初公開しています。前後アスクルにそれぞれ2個、合計4個のモーターを搭載し、0-100km/h加速2.5秒、最高速度300km/hというハイパフォーマンスを発揮します。ただし、こちらは水素ではなく、水とメタノールの混合液を使用しています。
ハイペリオンのスペックは不明ですが、ナタリーと同レベル以上も期待できそうです。
(APOLLO)