■トップモデル「M4」は、3.0リットル直列6気筒「S58」エンジン搭載で510馬力
BMWが開発を進める2ドアスポーツ・新型「4シリーズ クーペ」の最新プロトタイプが、豪雪のスカンジナビアで耐寒テストを開始しました。
捉えたプロトタイプは、これまでとほぼ同じカモフラージュが施されています。しかし、ヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライトが新たにブーメラン型になっていることや、波打つテールライトデザインが鮮明に確認できます。
新型のアーキテクチャには、「G11 7シリーズ」で導入した新開発の「CLAR」プラットフォームを採用、モジュラープラットフォームであるため、FR及び4WD、ハイブリッド、さらにフルEVパワートレインにも対応できます。
パワートレインは、エントリーモデルに1.5リットル直列3気筒ガソリンターボチャージャーエンジン、上位モデルには最高出力258psを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボチャージャーエンジンを搭載するほか、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボをラインアップ。
高性能「440i xDrive」には最高出力382ps・最大トルク500Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載、頂点に君臨する「M4」は、『M3セダン』と共有する同社の3.0リットル直列6気筒「S58」エンジンを搭載予定で、最高出力は510ps・最大トルクは598Nmを発揮するとみられます。
室内では、3スポーク・ステアリングホイール、台形のインフォテインメントシステム、標準列のHVACコントロール、センターコンソールにはロータリーダイヤルを備えたエレガントなインテイリアとなります。
ワールドプレミアは、2020年6月以降と予想されていましたが、最新情報では2020年3月のジュネーブモーターショーが有力となっています。
(APOLLO)