■VWゴルフGTIから流用される直4ガソリンターボ搭載
シュコダのCセグメントモデル、「オクタビア ステーションワゴン」に設定されるハイパフォーマンスモデル「オクタビアRSステーションワゴン」の新型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
シュコダは1895年に設立されたチェコの自動車メーカーです。1991年にVW傘下になるとコンパクトモデルを中心に急成長、チェコ国内自動車生産のシェア1位と占めるとともに、欧州での業績も伸ばしています。
オクタビアは、VW傘下第1弾モデルで、「ゴルフ」とプラットフォームを共有し、1996年に初代が誕生しています。ベースモデル同様、初代から設定されている高性能モデル「RS」も第4世代へ入ることになります。
捉えたプロトタイプは、フロントバンパーに大型のハニカムメッシュ・エアインテークを装備するほか、サイドスカート、大径ホイール、デュアルエキゾーストパイプ、レッドブレーキキャリパーなどが確認できます。さらにアップグレードされたブレーキシステム、スポーツサスペンションがセットされます。
キャビン内では、スポーツシート、スポーティなステアリングホイールやトリムを持つようです。
RSのパワートレインは、ゴルフGTIから流用される2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンおよびゴルフGTDと共有するディーゼルバージョンをラインアップ。ガソリンは最高出力245ps・最大トルク370Nmを発揮、ディーゼルは最高出力184ps・最大トルク380Nmを発揮します。
0-100km/h加速では、ガソリンが7秒未満、ディーゼルは8秒で駆け抜けるといいます。また1.5リットルTSIガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたPHVモデルが設定される可能性もありそうです。
ワールドプレミアは、2020年内と予想されています。
(APOLLO)