■マイチェンかフルチェンかは不明…NISMO仕様は500ps発揮の噂
日産が開発中のフェアレディZ(370Z)の新型プロトタイプですが、現段階でビッグマイナーチェンジなのか、フルモデルチェンジなのか断定できていません。しかしその詳細が徐々に明らかになってきました。
自動車ニュースサイト「Autoblog」が、複数の日産ディーラーに取材したところ、この新型モデルは過去のモデルに触発されたレトロ風のフロントマスクになる可能性があるようです。
具体的には1970年台に人気を集めた「240Z」を彷彿させる円形ヘッドライトやスクエア基調のグリル、リアエンドでは「300ZX」風テールライトを装備するといい、これが事実なら大きな衝撃です。また室内では、最新のインフォテイメントシステムやナビゲーションを搭載、現行モデルとは全く異なるレイアウトになると思われます。
ボンネットの下には3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンが期待されており、最高出力はライバルとなるトヨタ・スープラの「RZ」グレードの340psを超える400psを発揮、高性能モデルには「Z400」の名称が与えられるそうです。
トランスミッションは9速ATですが、6速MTの設定も可能性がありそうで、最強NISMO仕様では、最高出力500psへブーストアップされると予想されています。
このプロトタイプがビッグマイナーチェンジ版の場合、ワールドプレミアは2021年内となり、フルモデルチェンジならば2022年以降が有力です。いずれにしても来年以降、フェアレディZに大きな変化が見られるはずです。
(APOLLO)