■現行モデルが初の大幅改良。V字型のLEDデイタイムランニングライトを装備
ヒュンダイのコンパクト・ハッチバック「i30」の改良型プロトタイプがワインディング・ロードで走行テストを開始、その様子を捉えました。
i30は初代が2007年に登場、翌年には日本市場にも導入されていたため、ご存じのも多いと思われます。現行モデルは2016年から発売されており、これが初の改良型となります。
捉えたプロトタイプからは、「ソナタ」に採用されたものと同タイプの新グリル、刷新されたV字型のLEDデイタイムランニングライト、再設計されたコーナーエアインテークなどが確認できます。
キャビン内ではAndroid AutoとApple CarPlayの相互性を備えた8インチ・ディスプレイオーディオシステムが昨年アップデートされたばかりのため、大きな変化はないかも知れませんが、新機能を持つドライバー補助システムが追加される可能性がありそうです。
パワートレインは、1.4リットル及び1.6リットル直列4気筒GDIターボ、1.6リットル直列4気筒VGTディーゼルエンジンがキャリーオーバーされる可能性が高いと思われますが、燃費や馬力の向上も見込まれます。
また、キア「XCeed」及び「Ceed Sportwagon」から流用されるプラグインハイブリッドシステムの設定が期待され、実現すれば1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターに8.9kWhのバッテリーパックを搭載、最高出力は139hp、最大トルク265Nmを発揮すると予想されます。またEV走行は37マイル(60km)とハイレベルなパフォーマンスも期待できそうです。
ワールドプレミアは、2020年秋以降が有力とされています。
(APOLLO)