■新プロジェクト7には575ps以上の5.0リットルV8が有力
ジャガーは、2ドアクーペ「Fタイプ」改良型を発表したばかりですが、派生ワゴンとなる「Fタイプ シューティンブレーク」およびハードコアモデル「プロジェクト7」の登場が噂されています。
Fタイプは2013年に初代が登場、日本市場では「Fタイプ」及び「FタイプV8 S」が設定されました。2014年には「Fタイプ クーペ」「FタイプSクーペ」「FタイプRクーペ」、さらにオープンモデルとなる「FタイプSコンバーチブル」が追加。以降4WDの「FタイプRクーペAWD」、最強モデルとなる「FタイプSVRクーペ/コンバーチブル」などを発表、最高出力は575psを誇りました。
多数の派生モデルを展開してきたFタイプですが、これまでシューティングブレークは設定されておらず、改良新型での登場が期待されています。
そこで協力を得たのは同じみ「X-Tomiデザイン」です。入手した予想CGではBピラー以降のルーフを延長、より低く豪華なエクステリアとなり、改良前のデザインでは微妙ですが、改良後のスポーツルックにはかなりマッチしている印象です。
改良型では、2.0リットル直列4気筒スーパーチャージャーとV型6気筒はキャリーオーバーされましたが、「FタイプR」に搭載される5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーは改善され、最高出力575psを発揮。0-100km/h加速は3.5秒、最高速度は300km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを持ちます。但しシューティングブレークの場合は加重により約1秒遅いと予想されます。
さらに今回、「Fタイプ プロジェクト7」の予想CGも公開されています。2015年に設定されたこのハードコアモデルは、Fタイプをベースに最高出力575psまで高められた過給器付き5.0リットルV型8気筒エンジンを搭載しています。詳細は不明ですが、改良型においてはシューティングブレークより、このプロジェクト7の設定の可能性が高そうです。
(APOLLO)