■美しさを強調する前後ライトが見どころ。1年間限定の「F-TYPE FIRST EDITION」も設定
ジャガーのピュアスポーツカー「F-TYPE(Fタイプ)」がエクステリアデザインを大きく刷新し、より洗練された走りとインテリア機能を備えて新型モデルとして登場しました。
マイナーチェンジを受けたFタイプの見どころは、新しいグロスブラックメッシュ仕上げのフロントグリル、刷新されたクラムシェル・ボンネットなどからなる新しい外観で、力強さやたくましさが表現され、筋肉質なデザインが与えられています。
さらに、新しさを強調するフロントのシグネチャー・デイタイム・ランニングライト(DRL)付プレミアムLEDヘッドライトと、LEDシケイン・シグネチャーテールライトにより美しいプロポーションを強調。
リヤビューは、オプションのブラックパックを選択することで、リヤのリーパーロゴがブラックに変更されるほか、サイドベントに、新たにジャガーのリーパーロゴが配置されています。
より高級感が漂うインテリアも注目です。同ブランド伝統のクラフトマンシップと先進機能を兼ね備え、12.3インチのインタラクティブ・ドライバーディスプレイを標準装備。ジャガーの設立年を示す「JAGUAR Est.1935」のデザインがグローブボックスのボタン、センターコンソールフィニッシャーとシートベルトガイドに施されています。
■5.0L V8ガソリンエンジンが25PSパワーアップで、0-100km/h加速は3.7秒を達成
用意されるエンジンは、2.0Lの直列4気筒INGENIUM(インジニウム)ガソリンエンジン(最高出力221kW/300PS・最大トルク400Nm)、3.0LのV型6気筒ガソリンエンジン(最高出力280kW/380PS・最大トルク460Nm)と、5.0LのV型8気筒ガソリンエンジン(最高出力423kW/575PS・最大トルク700Nm)の3種類。
中でも最上級のグレード「F-TYPE R」は性能アップが図られていて、最高出力は従来の405kw/550PSから423kw/575PSへパワーアップし、0-100km/hは3.7秒を達成。
さらに、スポーツサルーン「XE SV PROJECT 8」の開発過程で得られたクイックシフト・トランスミッション技術が活用され、「スポーツシフト」やパドルシフト時のマニュアルシフト操作により、クイックなレスポンスを提供するとしています。
サスペンションも強化されています。改良が施されたスプリング、アンチロールバー、アダプティブダイナミクスの連続可変ダンパーがさらにスポーティな走りを実現するそう。ほかに、リーパーロゴ付ヘッドレスト、「R」のデザインをエッチング加工したエキゾーストパイプが用意されています。
ほかにも、1年間の限定生産となる「F-TYPE FIRST EDITION」をグレードに追加されています。ベース車は「F-TYPE R-DYNAMIC COUPE」または「F-TYPE R-DYNAMIC CONVERTIBLE」で、3.0LのV型6気筒スーパーチャージャー・ガソリンエンジン(最高出力280kW/380PS・最大トルク460Nm)が搭載されています。
マイナーチェンジを受けたジャガーFタイプの価格は、2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンの「F-TYPE COUPE」が8,650,000円、「F-TYPE R-DYNAMIC COUPE」が9,330,000円、「F-TYPE R-DYNAMIC CONVERTIBLE」が11,010,000円。
3.0L V6ガソリンの「F-TYPE R-DYNAMIC COUPE」が12,370,000円、「F-TYPE R-DYNAMIC COUPE(AWD)」が13,220,000円、「F-TYPE R-DYNAMIC CONVERTIBLE (AWD)」が14,900,000円、「F-TYPE FIRST EDITION COUPE(AWD)」が14,540,000円、「F-TYPE FIRST EDITION CONVERTIBLE (AWD)」が16,110,000円。
5.0L V8ガソリンエンジンの「F-TYPE R COUPE(AWD)」が15,900,000円、「F-TYPE R CONVERTIBLE(AWD)」が17,370,000円です。
(塚田勝弘)