恐竜の爪がモチーフのタイヤ!? アメリカで大人気のニットータイヤは見るだけでワクワクする【東京オートサロン2020】

■見せるパターンでクルマがグッとかっこよくなる!

ニットー ダッジ・チャレンジャー
日本に輸入されてないダッジ・チャレンジャー。クルマだけでも見る価値十分

アメリカで絶大な人気を誇るニットータイヤはTOYO TIRESグループの一員。ニットーブランドの最大の特徴は、迫力に充ち満ちたそのデザインにあるといえるでしょう。

東京オートサロン2020にはダッジ・チャレンジャー、ジープ・グラディエーター、ジープ・チェロキーを展示。数多くのタイヤを展示して、その存在感をアピールしました。

ニットー インヴォ
ニットーが誇るウルトラ・ハイ・パフォーマンス・タイヤのインヴォ。見た目のインパクトはかなり強烈だ

ダッジ・チャレンジャー、それも840馬力のエンジンを積む世界限定3300台のSRTデーモンを1000馬力にまでチューンアップしたスペシャルモデル用に選ばれたタイヤがニットーの「インヴォ」。一目見たら忘れない独特なパターンを持つラグジュアリー・スポーツUHP(ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)タイヤです。

デザインにばかり目がいきがちなタイヤですが、静粛性とハイグリップ性能を合わせ持つモデルとして有名です。17~22インチまで豊富なバリエーションを誇ります。

ニットー ジープ・グラディエータ
ジープラングラーのプラットフォームを使ったピックアップトラックトラックのグラディエータ
ニットー リッジ・グラップラー
見た目は厳つく、中身は優しいのがリッジ・グラップラー

ジープ・グラディエーターが履くのは、「リッジ・グラップラー」です。「リッジ・グラップラー」は無骨なマッドティレーンタイヤのトレッドパターンを採用しつつ、シティユースでも十分に耐えうる静粛性を持たせたモデル。

ヘビーデューティーなスタイリングを満喫しながらも普段使いの快適性を維持しているモデルと言えます。

ニットー ジープ・チェロキー
今も多くのファンを獲得しているヒストリックチェロキー
ニットー マッドグラップラー
ニットーを代表するクロカンタイヤのマッドグラップラー。力強いデザインが人気の的だ

ジープ・チェロキーが履く「マッドグラップラー」はニットーのクロカン用タイヤのなかでも熱狂的なファンに支えられるモデル。恐竜の爪をモチーフにしたというそのデザインは、マッドティレーンタイヤ最強の面構えとなっています。

もちろん、デザインだけではなくその性能に惚れ込んだユーザーも多く存在しています。

ニットー トレイル・グラッパーM/T
ニットータイヤの最強クロカンタイヤ。KING OF THE HAMMERS201では1位から6位を独占
ニットー NT420
NT420/日本未発売のラグジュアリーSUV用タイヤ
ニットー NT555G2
マッスルカーにも対応するウルトラ・ハイ・パフォーマンスタイヤ。
ニットー NT421Q
ラグジュアリーSUV用に開発されたハイパフォーマンスタイヤ

ニットータイヤブースではそのほかにも各種の特徴あるタイヤを展示し、訪れたユーザーを驚きの世界に巻き込んでいました。

ニットー ブース

(文/写真・諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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