●子供より親がノリノリ!? 今までなかった子供向けの同乗スポーツ走行がオートサロンで実現
今年はオートサロンで2年ぶりに、屋外会場での走行イベントが開催されました。D1車両によるデモランを取材しようとタイムスケジュールより早めに着いた会場では、なにやら聞き慣れないイベントが開催されていました。
「MAZDA ROADSTER WILD DRIVE KIDS」と銘打ったそのイベントは、プロのドライバーが運転するMAZDA ROADSTERの助手席に安全装備を装着した子供(小学生以上が対象、身長制限あり)が乗り込み、イベント名のとおりワイルドな運転を体感してもらおうというものでした。
ヘルメット、そして見慣れないHANS(Head and Neck Supportの略、モータースポーツではヘルメットとセットでの救命デバイスとなっている、万一の時の首保護装備)のような装備を乗車前に身に着け、緊張した面持ちでROADSTERに乗り込む順番を待つ子供たちとは対象的に、スマートフォンを構えて、自身の子供が乗ったクルマを笑顔で撮影する親たち。
タイヤを鳴らしながら会場を所狭しと全開走行するマシンから降りてきた子供たちも、乗車前から一転してクルマから降りて来た時の笑顔がとても印象的でした。
運転するドライバーさんたちも、発車前には「おとなし目」や「激し目」など子供たちの希望を聞いて、それぞれのレベルに合った限界走行で子供たちに運転の楽しさを伝えているようでした。
未来を担う子供たちに、クルマの楽しさを伝えるこうしたイベントは、細心の安全意識の下これからもどんどん開催してもらい、クルマ文化やスポーツ走行の理解を深めていってもらいたいと思います。このイベントは、日曜日にも開催されますので、オートサロンに来場するお子さん連れの方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
(H@ty)
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