日本の裏側・アルゼンチンからパーツを輸入し架装する「HILUX GRG Concept」は、メーカーではなくGRガレージが企画した初のGR仕様【東京オートサロン2020】

●ダカールマシンをオマージュしたハイラックスのGR版「HILUX GRG Concept」

東京オートサロン2020
南米アルゼンチンで発売されたハイラックスGR SPORTを展示。

ヤリス祭りの様相のTOYOTA Gazoo Racingブースに隣接しているのが「トヨタカスタマイジング&デベロップメント」(TCD)ブース。じつはここでも、新たなるGRモデルがベールを脱ぎました。

それが「HILUX GRG Concept」です。“GR”の名を冠していますがジツはこれ、メーカー発ではなく販社が中心となって企画した特別仕様車というめずらしい生い立ち。ダカール参戦中のフェルディナンド・アロンソの活躍にあやかり、企画されたモデルなのです。

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「TCDの協力で実現することができました」と群馬トヨタ横田代表。
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トヨタモビリティ東京GR ガレージ室の横越室長もプロデューサーのひとり。

そんな前代未聞のモデルをプロデュースしたのは、群馬トヨタの横田 衛代表と、トヨタモビリティ東京・GRガレージ室 塚越富夫室長のおふたり。ふだんから通じ合っている仲で、立案から販売まではいい意味でトップダウンで進みました。

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専用デカールが映える。
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オプションのスポーツバーを装着。

参考としたのは日本の裏側・南米アルゼンチントヨタで売られているハイラックスの「GR SPORT」仕様です。最初はこのモデルをそのまま輸入しようとしたそうですがハードルの高さに断念。そのかわりボディのデカールなどを単体で輸入することにしたそうです。その際にはTCDが仲立ちになってくれたそうです。

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スタータースイッチなどオリジナルパーツも加わる。

これらパーツと、GRスタートスイッチやスマートキーカバーなどの日本オリジナルの仕様をミックスさせ、特別仕様車のZ”Black Rally Edition”に架装したのが「HILUX GRG Concept」なのです。

ちなみにこのZ”Black Rally Edition”はホワイトレタータイヤやオーバーフェンダーを備える超人気のグレードです。

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ボディカラーは、ベースグレードに準じて白と黒の2色。

「HILUX GRG Concept」の価格はオープンですが、大まかには456万円からというイメージです。人気特別仕様車にプラスすること50数万円で、唯一無二のGRハイラックスが手に入れることができます

装着パーツは単体でも取り寄せ可能になるそうなので、現行オーナーも興味がある人もいるかもしれませんね。本国のハイラックスGR SPORTのヘッドレストはGRマーク入りでしたが。ここは残念ながら再現はできなかったようです。

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左より司会の寺田昌弘ドライバー、群馬トヨタ横田代表、TMT片山代表、TMT塚越さん。

ハイラックスを扱うトヨタ店系のGR Garage 12社が手を結び、受注をはじめる予定です。先行してトヨタモビリティ東京ではホワイトのボディカラーを10台、ブラックを10台の計20台を限定販売の予定。

トヨタモビリティ東京の片山守代表も「お客様と密接な関係の販社から出た企画を応援しています。トヨタモビリティ東京の全200店舗でも取り扱っておりますので、ぜひお問い合わせ頂きたい」とアピールしていました。

(写真:井上 誠 文:畑澤清志)

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