■もしマツダSUVに乗るなら、どの仕様がお好み?
東京オートサロン2020のマツダブースでは、純正アクセサリーなどを装着することでドレスアップを図った複数のマツダSUVが展示されました。
最大の目玉は、新車の受注が好調である新型クロスオーバー「CX-30」に新設された、純正アクセサリーパッケージ「MAZDA CX-30 SIGNATURE STYLE(シグネチャースタイル)」でしょう。
このアクセサリーパッケージには、サテンクロームのモールディングを備えたアンダーガーニッシュ(フロント/サイド/リアの3点)と専用のツートーン切削アルミホイール、リヤルーフスポイラーなどのアイテムを組み合わせたもの。展示車は、ソウルレッドクリスタルメタリックとポリメタルグレーメタリックの2台が、カスタマイズの内容を変えて飾られていました。
ソウルレッドクリスタルメタリックのCX-30には、ルーフレールやスポーツマフラー、キャリパーのブラック化などの「SIGNATURE STYLE」が生み出すスタイルを実感し易いシンプルな仕様となっています。
一方で、ポリメタルグレーメタリックのCX-30は、足元には、BBS製鍛造アルミホイールと車高調整サスペンションによる引き締めを行うことで、よりスポーティさを強調。それでいてルーフ部には、バイク用キャリアを装着することで、クロスオーバーならではの多様性も表現されています。
CX-30用の「SIGNATURE STYLE」は、2020年1月10日より予約受付を開始し、2月3日より発売となります。価格は、344,691円(税込)で、単品でパーツを購入すると、総額は約49万円にも上るため、かなりお得な価格に設定なっています。
この他にもCX-5のアクセサリーパッケージ「TOUGH-SPORT STYLE(タッチスポーツスタイル)」装着車に、大型のルーフラックを装着した車両とCX-8のカスタム車両を展示。
CX-8は、標準車に近い雰囲気ですが、車高調整サスペンションによるローダウン化に加え、海外向けモデル「CX-9」用アルミホイールを仕様変更して装着することで、よりスポーティなスタイルを構築しています。これを見て、ローダウンさせようと決意したオーナーもきっと多いはず…。またCX-9用ホイールとのマッチングも良いため、近い将来、CX-8にも標準装着されないかも気になるところですね。
(文と写真:大音安弘)