■前回即完売だったS60に続いてV60のポールスターエンジニアードも発売予定
2019年1-9月の世界販売台数が過去最高となったボルボ。日本市場でも対前年比9.8%増と順調に推移しています。
高い安全性で認知されているボルボが、新たなマーケット開拓として選んだのがカスタマイズカー分野です。その意気込みを表すかのように、カスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」に初出展しました。
![ボルボブース](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_07-20200110182045-800x533.jpg)
ボルボが出展した車両は、2019年11月に30台限定で発売したところ初日に完売したS60 T8ポールスターエンジニアードと、2020年夏頃に日本市場に導入予定のXC60 T8ポールスターエンジニアードの2台です。
![ボルボ外観01](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_01-20200110182040-800x533.jpg)
![ボルボ外観03](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_03-20200110182042-380x253.jpg)
ポールスターはボルボのレーシングカーを開発していたブランドで、最近はボルボ傘下となりカスタマイズカーの開発から高級EVの開発まで手がけています。
2020年モデルが即日完売したS60 T8ポールスターエンジニアードは、よりダイナミックな外観を実現する純正アクセサリーの「エクステリア・スタイリング・キット」と専用の鍛造20インチアルミホイールを装着しています。
![ボルボ外観06](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_06-20200110182044-800x533.jpg)
![ボルボ外観05](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_05-20200110182043-380x253.jpg)
2020年夏にS60、V60と同時に台数限定で導入されるXC60 T8ポールスターエンジニアードは21インチの大径アルミホイールの中に曙ブレーキ製の大容量ブレーキシステムを装着。外観のデザインは高いポテンシャルを主張しすぎない落ち着いた雰囲気に仕立てています。
![ボルボ外観02](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_02-20200110182041-380x253.jpg)
![ボルボ外観04](https://clicccar.com/uploads/2020/01/volvo_autosalon2020_04-20200110182042-380x253.jpg)
今回ポールスターが手掛けたカスタマイズカーはすべてPHEV(プラグインハイブリッド)で、各メーカーからPHEVが続々と登場する中、スポーティPHEVという新しい提案をボルボは行っています。電動化は環境性能や燃費性能の向上がメインと考えがちですが、走行性能向上にも効果的であることを証明するためにハイパフォーマンスモデルを登場させているのでしょう。
(萩原文博)