トヨタ自動車が新型車「GRヤリス」を初公開! 価格は3,960,000円〜【東京オートサロン2020】

■Web限定で特別仕様車の先行予約受付開始!

トヨタ自動車が東京オートサロン2020において、WRCを勝ち抜くために生まれたホモロゲーションモデル、新型車「GRヤリス」をワールドプレミアしました。

トヨタ自動車がワールドプレミアした「GRヤリス」

「GRヤリス」は、WRCに学びWRCで勝つため、TMR(Tommi Makinen Racing)とともに一から開発を行った、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」のオリジナルモデル。

2020年夏頃の販売を目指しており、特別仕様車 RZ“First Edition”と特別仕様車 RZ“High-performance・First Edition”を設定。先行予約受付を1月10日(金)10:00から6月30日(火)までの約6ヶ月間、Web限定で開始しています。

RZ“First Edition”は、RZグレードをベースに、マットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リヤスポイラー及びリヤバンパーを特別装備。

またRZ“High-performance・First Edition”はRZグレードをベースに、より限界性能を高めた“High-performance”の装備に加え、RZ“First Edition”の特別装備やマットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールを備えた仕様となっています。

「GRヤリス」には人とクルマを鍛える「もっといいクルマづくり」への取り組みで蓄積してきた知見やノウハウが注ぎ込まれており、世界のいかなる道でも思い通りに操れるクルマを目指して誕生。

スポーツ4WDプラットフォームを採用しており、一から鍛え上げ、バランスの取れた高剛性ボディを実現するとともに、前後のサスペンションジオメトリを最適化。スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”との組み合わせによって、高次元での動的性能を追求しています。

「GRヤリス」のスポーツ4WDプラットフォーム

アッパーボディには、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッド及びドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルを採用。

搭載される新開発の小型軽量ハイパワーユニット、1.6L直列3気筒直噴ターボエンジンは、 TNGAエンジンの高速燃焼コンセプトに加え、吸排気系の最適化により、3気筒エンジンとして世界最高レベルの出力200kW(272PS)を発生します。

6速M/Tとの組み合わせにより、圧倒的な加速と気持ち良い回転数の伸びが感じられるエンジンに仕上げたそうで、そのパワーは新開発スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”により余すことなく四輪に伝えられます。

特別仕様車については、Webで事前予約した際に具体的な商談を行なうそうで、車両価格はRZ“First Edition”が3,960,000円(税込)、RZ“High-performance・First Edition”が4,560,000円(税込)を予定しているそうです。

Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

【関連リンク】

GR YARIS
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/yaris/

GR YARIS – 1st Edition
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/yaris/1stedition/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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