■2019年暦年の販売台数は253,500台
2019年11月の軽自動車販売ランキングで、ダイハツ・タントに首位の座を奪われたものの、同年12月に再び定位置の1位に返り咲いたのがホンダN-BOXシリーズ。なお、12月は1位がN-BOX、2位がスズキ・スペーシア、3位が日産デイズ、4位がタント、5位がダイハツ・ムーブで、ハイト系、スーパーハイトワゴン系が人気を集めています。
ホンダN-BOXシリーズは、2019年の「新車販売台数1位」になっただけでなく、253,500台という台数は、ホンダにおいて過去最高となる暦年販売台数になるそうで、同社史上1年間で最も売れたモデルに輝いたことになります。なお、登録車も含めた新車販売台数において3年連続、軽四輪車新車販売台数では5年連続の首位になり、圧倒的な強さを誇っています。
大人気のN-BOXは、軽自動車というカテゴリーに属しているものの、ホンダはコストをしっかりかけることで、登録車に負けない走りや内・外装の質感を確保。さらに、軽乗用車最大級の室内空間や存在感のあるデザインに加え、全タイプに標準装備とした先進の安全運転支援システム「ホンダ・センシング」や、優れた走行性能・燃費性能などが人気の理由だそう。
2020年も強さを見せそうなホンダN-BOXシリーズ。ライバルの追撃があるか注目の1年になりそうです。
(塚田勝弘)