■CFRP採用で軽量化、最高出力は280hpを発揮か?
トヨタは、2020年1月に開催される東京オートサロン2020にて初公開予定の「GRヤリス」欧州仕様プロトタイプの画像を公開したばかりですが、より軽量でハイパワーのモデルを検討している可能性が高いことがわかりました。
GRヤリスは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツシリーズ「GR」のグローバルモデルとして開発されました。5ドアハッチバックボディの「ヤリス」とは異なる3ドアボディと特徴とし、新開発の「GR 4WD」システムに、6速MTが組み合わされたホットハッチとして誕生しています。
オーストラリアの自動車サイト「Motoring」のインタビューに対し、GR Yarisのチーフエンジニアである斉藤氏は「将来的にハードコアモデルを検討している」と語ったようで、「GRNMヤリス」の可能性が高いと思われます。
このハードコアモデルでは、GRヤリスに搭載が予想される1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンをキャリーオーバーし、最高出力280hp・最大トルク370Nm以上の高性能モデルが予想されます。またCFRPを採用することにより2,600ポンド(約1,170kg)のGRヤリスより大幅な軽量化が図られるようです。
(APOLLO)