プリウス、インサイト、マツダ3…グローバルハッチバックで10年前より最も値上がりしたモデルは?【新車】

最後に紹介するのはマツダアクセラスポーツです。

アクセラスポーツ外観
2代目アクセラスポーツのフロントスタイル

2代目となるアクセラスポーツは2009年6月に販売開始されました。多彩なパワートレインが特徴で、1.5Lガソリンエンジン+CVT、2Lガソリンエンジン+5速AT(4WD車は4速AT)、2.3L直4ターボエンジン+6速MTとなっています。2009年6月の車両本体価格は15Cの166万〜マツダスポードアクセラの267万8000円となっています。

マツダ3外観
マツダ3ファストバックのフロントスタイル

2019年5月より販売されたモデルはアクセラからグローバルで使用されているマツダ3へと名称が変更されました。個性的な5ドアハッチバックのスタイリングを採用し、スポーツからファストバックへと呼ばれるようになりました。新世代のスカイアクティブアーキテクチャを採用した第1弾モデルで、多彩なパワートレインが特徴です。1.8Lディーゼルターボエンジンと2Lガソリンエンジンは6速AT、1.5Lガソリンエンジンと追加されたスカイアクティブXと呼ばれる2Lガソリンエンジンには6速MTと6速ATが組み合わされます。

マツダ3の車両販売価格は15Sの222万1389円〜スカイアクティブXバーガンディセレクションの368万8463円で、10年前のモデルより最大で約100万円アップしています。

10年前のモデルと比べると、燃費性能の向上したパワートレインそして運転支援システムの装着により、どのモデルもかなり車両本体価格が上昇していることがわかりました。中でも画期的なスカイアクティブXを搭載したマツダ3は約100万円のアップです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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