続いてはハイブリッド車プリウスのライバルとして2009年2月に登場したホンダインサイトです。
同じ5ドアハッチバックのスタイリングながら、3ナンバーのプリウスに対して、インサイトは5ナンバーサイズだったのが特徴です。搭載されているハイブリッドシステムはIMAと呼ばれ1.3Lガソリンエンジンとモーターを組み合わせたもので、10・15モード燃費で30km/Lを実現した。駆動方式はFFのみで、2009年2月当時の車両本体価格はGグレードの189万円〜LSグレードの221万円でハイブリッド車としては戦略的な価格設定でした。
先代モデルの販売終了から約4年が経過した2018年12年に3代目となる現行型インサイトが登場。外観デザインは先代の5ドアハッチバックから4ドアセダンへと変更され、質感を大幅に向上させています。搭載されているハイブリッドシステムも1.5Lガソリンエンジンと2つのモーターを組み合わせたスポーツハイブリッドi-MMDを搭載しています。
駆動方式はFFのみですが、積極的にEV走行を行うためJC08モード燃費は31.4〜34.2km/Lと大幅に向上しています。先進の運転支援システム「ホンダセンシング」も全車に標準装備したインサイトの車両本体価格はLXグレードの332万2000〜369万6000円と大幅にアップしています。