レンジローバー・スポーツの2020年モデルが登場。 3.0Lの直列6気筒ガソリンエンジンを追加設定【新車】

■スマホ・アプリから車両の機能を確認、操作できる「リモート」を用意

2019年12月23日、「レンジローバー・スポーツ」の2020年モデルの受注が開始されました。トピックスは、マイルドハイブリッド48Vシステムなど、パフォーマンスの向上技術が備えられた直列6気筒のINGENIUMガソリンエンジンの追加です。

レンジローバー スポーツ 2020
レンジローバー・スポーツ2020年モデルの受注を開始

この直列6気筒のガソリンエンジンには、ツインスクロールターボによりサポートされた電動過給機と可変バルブリフト機構を独自に組み合わせることで、出力をアップさせながら高効率でエンジンに空気を取り込むことが可能になっています。また、最高出力294kW/400PS、最大トルク550Nmを発揮し、優れたレスポンスとさらなる安定性を実現。

足まわりでは、電子制御エアサスペンションが標準装備され、自動車高調整機能により、車高を最大50mm低くし、スムーズで快適な乗り降りをサポート(「SVR」はスポーツサスペンションを標準装備)。

装備も充実しています。利便性を高める最新機能「Touch Pro Duo」、イオン空気清浄テクノロジー、HUD、急速冷蔵機能付センターコンソールボックスのほか、後部座席の乗員が降車のためにドアを開ける際、ほかの車や自動車などの接近を検知すると注意を促すクリアイグジットモニターも用意。

レンジローバー スポーツ 2020年モデル
レンジローバー・スポーツのインパネ

コネクティビティは、上下2つの高解像度10インチのタッチスクリーンによって操作性を追求したインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」が搭載され、4G通信可能なWi-Fiホットスポットを用意。スマホのアプリから車両の各機能を確認、操作できる「リモート」を用意。さらに、スマホのアプリを「Touch Pro Duo」のタッチスクリーンで操作できる 「Apple CarPlay」および「Android Auto」にも対応しています。

レンジローバー スポーツ 2020年モデル
「Touch Pro Duo」

価格は、3.0LのV型6気筒ディーゼルエンジン搭載モデルの「RANGE ROVER SPORT SE(258PS)」が9,360,000円、「RANGE ROVER SPORT HSE(258PS)」が10,840,000円、「RANGE ROVER SPORT HSE DYNAMIC(258PS)」が11,430,000円。

レンジローバー スポーツ 2020年モデル
レンジローバー・スポーツのリヤビュー

プラグインハイブリッド(PHEV)の「RANGE ROVER SPORT HSE (404PS)」が12,180,000円、「RANGE ROVER SPORT HSE DYNAMIC (404PS)」が12,760,000円、「RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC (404PS)」が13,510,000円。

レンジローバー スポーツ 2020年モデル
レンジローバー・スポーツのPHVモデル

3.0Lの直列6気筒INGENIUMガソリンエンジンの「RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC(400PS)」が12,720,000円。5.0LのV型8気筒ガソリンエンジン搭載モデル「RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC(525PS)」が14,820,000円、「RANGE ROVER SPORT SVR」が17,230,000円。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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