■新設計のラダーフレーム採用、480psのハイブリッドに
来年にもフルモデルチェンジが噂されるレクサスのフラッグシップ・クロスオーバーSUV「LX」、情報を元に予想CGを制作しました。
初代LXは「LX450」として1996年に同ブランド初のSUVとしてデビュー、1998年には、「ランドクルーザー」」のフルモデルチェンジに伴い2代目が登場、「GS」風のフロントエンドがインパクトを与えました。
そして2007年、5.7リットルV型8気筒エンジンを搭載した現行モデルがデビュー。2012年には大幅改良が行われスピンドルグリルを装備、2015年には日本市場導入が発表されました。
現行型ではトヨタ「ランドクルーザー200系」をベースしていますが、次期型では新設計のラダーフレームを採用、剛性と走破性が高められます。
CG による予想エクステリアでは、直線的なボディラインを継承しつつ、立体的な面構成が融合されています。入手した情報からは、タイヤハウス前後がワイド感を持ち、さらに内側にシャープな凹みを持つイメージです。ウインドウはCピラーとその後方を分断、ボディ同色のパネルの取り入れも予想されます。
フロントのスピンドルグリルは旗艦モデルらしくハードなイメージを持たせた縦型直線的なデザインになり、それに合わせデフューザーも縦型に、ワイド感を強調。ライトはレクサスらしい未来的なデザインで、メッキラインや3本ラインのポジションライトが取り入れられるほか、ESで採用されたデジタルアウターミラーなどの採用も予想されます。
パワートレインは、現行型に搭載されている5.7リットルV型8気筒エンジンの廃止が予想され、代わりに2.5リットルV型6気筒ツインターボエンジン、及び、同エンジン+電気モーターのハイブリッドがラインアップされる可能性が高いです。最高出力は、エンジン300ps・モーター180psのシステム合計480ps程度となりそうです。
また安全装備では、普及型予想安全パッケージ「Lexus Safety System+」最新世代を搭載、事故発生の可能性を下げるとともに、万が一の事故の際にも被害低減が向上するでしょう。
ボディサイズはほぼ現行モデルと変わらず、5人乗り、8人乗りが引き続き設定される見込みで、2020年内の登場が有力です。
(APOLLO)