■東京都公園協会と協力、広大な敷地の芝刈りにチャレンジ!
ホンダが日比谷公園などの大型公園や電源設備のない河川敷で、同社のロボット芝刈り機「Miimo(ミーモ)」の実用性検証をスタートさせました。
これまでの人による芝刈り作業をロボットが代行するもので、私有地での使用を想定していますが、東京都公園協会と協力して傾斜の有る広い敷地など大規模な公共の芝生の整備にも効果があるかを検証するそうです。
2017年に発売が開始された「Miimo」は常時芝を刈る事で芝生の生長を止め、密度の詰まった美しい芝生に仕上げることができることから好評のようで、昨年は欧州などで1万台以上を販売(日本価格:49万8千円)。
使用にあたっては、芝を刈りたい場所にエリアワイヤー(電線)を敷設、充電ステーションを設置します。
エリアワイヤーが発信する信号で芝刈りエリアが区切られ、Miimo が境界線を検出すると方向転換して芝を刈り取ります。サッカーコートの約半分の広さの芝生を刈ることが可能で、バッテリー残量が少なくなると自動で充電ステーションに戻る仕組み。
ホンダでは今後、人手不足を背景にロボット芝刈り機の需要が高まるとみて、全国の公園などにも利用の対象を広げたい考えのようです。
(Avanti Yasunori・画像:HONDA)
【関連記事】
軽トラがヘリポートに! ダイハツが自動で離発着可能な「ドローン発射台」を開発
https://clicccar.com/2019/10/15/919927/
【関連リンク】
ロボット芝刈機「Miimo(ミーモ)」
https://www.honda.co.jp/lawn-garden/miimo/index.html