■Z06とパワートレイン共有、最高出力は900馬力に
シボレーコルベット「C8」世代に設定されると予想される「ZR1」に関する最新情報を入手しました。
ZR1次期型では、初のハイブリッド化の可能性があると今夏にもお伝えしていましたが、その可能性が極めて高いことが米「Motor Trend」誌の調べでわかりました。
それによると、心臓部にはフラットクランクのデュアルオーバーヘッドカムV型8気筒ツインターボエンジンを「Z06」と共有し、レーサー「C8.R」に似ているエンジンが搭載されるようです。電気モーターは、エンジンとトランスミッションの間に一つ配置しパワーを強化、合計3モーターの搭載が予想されています。3モーターといえば、テスラの新世代パワートレイン「Plaid」が噂されており、高性能ハイブリッドの主流となりつつあるようです。
またパフォーマンス向上のために搭載されるこのハイブリッドは、4輪トルクベクタリングを適用し、全輪駆動システムとなることも濃厚です。
ベースモデルの新型コルベット・スティングレイは、これまでのFRレイアウトからミッドシップレイアウトへ変更し、直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力は495psを発揮します。0-100km/h加速は3秒以下とされ、コルベットのエントリーモデルとして史上最速を誇る高性能モデルへ進化しましたが、ZR1ではそのパフォーマンスを大幅に超える性能が見られそうです。
ワールドプレミアは、2021年以降と予想されます。
(APOLLO)